今年は抱負でもある大型二輪免許を取得する。受かってからエッセンスを書いたほうが説得力あるのは確かだが、そのときそのときで書いていかないと忘れることもあるので適切なタイミング(思いつたとき)で書いていく。今回はひとまず全体を俯瞰して、試験の要素をまとめた。それぞれの詳細については今後、別の文章で取り扱っていく。
マシン:実技試験で使用するマシンはスターターが付いてるとは限らない。で、アクセルやクラッチの遊びがどう調整されているかは不明。メーカーが自分のバイクと違えばキャラも違ってくる。なので、試験を受けようとしている免許センターの使用マシンを知らないで試験に臨むのは不利。実際に筆者は試験で初めてnc750に乗ってスターターがないことに驚き、8秒ほど固まって、ようやくキルスイッチと一体型であることに気付いた。あとホーンとウィンカーの位置が一般的な配置と反対になっている。これを試験場で初めて知ったのでは負け確定だ。しっかりマシン対策しよう。
免許センター交通法規:一度でも免許を取得したことのある人なら知っていると思うが免許センターでは危険を顧みない独自の交通法規が存在する。例えば「一時停止のないところでは、そのまま進行したら危険でも停止せず進行しなければならない」ということ。あとはバイクの操作で言うと「ブレーキに指をかけながら走行したら減点、変速しないときにクラッチに指をかけていたら減点」も気を付けたい。白バイの隊員も指をかけて走行しているのに何故そんな規則を設けるのか非常に疑問だが、免許センターはそういう独自の交通法規を持った組織だと客観的にとらえることにして対策していこう。
課題:スラローム、波状路、一本橋、急制動、坂道発進、S字カーブ、クランクという課題があり、実際のバイク走行ではほとんど必要のない技術を求められる。これは中免も同じだからご存じだろう。一本橋などは「これが本当の一本橋だったら落っこちでしまうよ」ということらしいが、実際にそんな狭路をバイクで渡ろうとする人がいたら技術云々の前にその判断力の低さに驚愕してしまう。それと仮にこの一本橋がうまいと実際のバイク走行で生きる場面があるのだろうか?いまいち想像がつかないが、ひとまず試験と割り切って対策していこう。
コース:コースは何が何でも暗記しなくてはならない。それ以外の部分で気を払う部分が多いのでコースは完璧に暗記して試験に臨みたい。それとコースで覚えることは単純な道順のみではなくて一時停止の位置、一時停止でない箇所、きょろきょろと確認しなくてはいけないところ、などなど細かい部分も覚えておかなくてはいけない。このページでは例としてとある神の付く県の免許センターのコースを攻略していく。なお、コース図はコピーなどは禁止だが有名地図アプリで調べれば航空写真が思いっきり出てくる。ここでは具体的なコース図は掲載しないが順路ごとに必要なことを記載していく。
試験官対策:免許センターであれ自動車学校であれ実技試験、検定について良く言われることがある。それは「見てなくても頭を振れ」である。実際の公道での走行では最低限、視認に必要な分だけ首を動かすと思うが、ここで必要なのは「試験官が認識できるように首を振ること」なのである。是非、大袈裟に首を振って減点されないようにしよう。フルフェイスよりジェットヘルやオフロードメットのほうが良いとか、フルフェイスだったらセンターにラインを引いておけといった技も聞かれるが新規にヘルメットを購入したり愛用しているヘルメットにテープの糊が付くのはよろしくない。是非頭を大きく振って経費を抑えよう。それ以外にも「メリハリのある運転をしないと減点」といった法規にも課題にも無関係な水物尺度で減点してくるので試験官対策をすることは決して無駄にはならない。
今後、その他にも要素を追加したほうが良いと思われるときは変更を行っていく。